風吹く荒野をのんびりと

アクセスカウンタ

zoom RSS 【感想】小説「君の名は。 Another Side:Earthbound」

<<   作成日時 : 2017/03/27 19:10   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

映画「君の名は。」の外伝小説、今更ながら電子書籍で購入しました!

合唱上映会やIMAXに英語主題歌版といろんなバージョンを映画館で見て気づけば5回も鑑賞した映画「君の名は。」ですが。
新海監督自ら書いた小説版のほうも二回目を見た後で電子書籍版を購入してたんですよね。

【感想】小説 君の名は。
http://42986506.at.webry.info/201611/article_13.html

ただこちらの外伝小説「君の名は。 Another Side:Earthbound」のほうは新海監督が書いてるものではないのでとりあえず購入してはいなかったんですが。ただ評判もいいですし読んでおくとより映画が楽しめるそうなのでいつかは買おうとは思ってました。そして映画のほうもそろそろ公開終了が近づいてきたようですし見納めの前に読んでおこうかと。というわけで購入しました。

・第1話 ブラジャーに関する一考察

1話目の主人公は三葉の肉体に入った瀧視点の話。女の子の肉体に入って悪戦苦闘してる様子がなんともおかしい(笑)。そしてだんだんその肉体を理解して馴染んでいくという。入れ替わりの日常は映画本編では短時間でさくっと終わりましたがそのへんのいい補完になってますね。そして三葉と直接会ってはいなくてもスマホや彼女自身の身体を通じて互いに交流し理解を深めていく様子も。三葉という女の子にいつしか強い興味を持っていくという。そして糸守町での日常生活では見せない三葉のありのままに触れることで惹かれていく瀧。映画での二人の心情をよりわかりやすくするいいエピソードですねー。三葉側での物語も読んでみたい。

・第2話 スクラップ・アンド・ビルド

2話はテッシー視点の物語。瀧が外から来た人間だったのと違い糸守町の住人で三葉とも親しい側から描かれているのでまた違っていて面白い。わりと無責任に町から出て行ってやると言える三葉たちと違いこの町に残って家業を継がざるを得ないという立場、逃げられないがゆえになんとかその中で町を変えたいと思ったりその一方で町そのものをぶっ壊して作り直したいと思ってたり。そういうテッシーの思いがいろいろとわかって興味深い。そして男女の違いゆえに深くはわかり合えないと思ってた三葉に対して中身が瀧になったことにより共感や友情を感じ始めていことも。将来、瀧と知り合えたら友人になれるといいですねー。

・第3話 アースバウンド

この小説のタイトルにもなっているエピソード。四葉視点の物語ですね。1話と2話は合わせて全体の3分の1くらいのボリュームでしたが3話と4話はそれぞれ3分の1ずつ。奇行に走り出した姉を観察しつつ心配する四葉。子どもとは言え姉のように自分を押さえつけてもおらずのびのび育っている四葉。けっこう大物なのかも。そしてなんだかんだ言って姉のことが大好きというのも伝わってきますね。そして自分の口噛み酒をこっそりなめてしまったことで1000年前の宮水の誰かとほんのわずかな時間入れ替わる体験をすることに。

・第4話 あなたが結んだもの

最後の物語は三葉の父が主人公。映画でもパンフレットでも「トシキ」と書かれていましたがこの小説では俊樹という漢字になってますね。ついでに旧姓も「溝口」と判明。俊樹が三葉と四葉の母・二葉と出会い結婚してそして町長へとなるまでが描写されてます。しかし1話でかなりライトなエピソードから初めて最終的にはこの硬い話へ進めていくあたりは構成としてよくできてますね。宮水の中でも突出した巫女としての霊力のようなものを持っている二葉。俊樹と出会ったときから彼と結婚すると確信しているところとか。俊樹の心理描写をこのエピソードで描くことで映画の中での彼がほんとにわかりやすくなりましたねー。うまく腑に落ちるというか。最後に三葉の言葉を自然に受け入れたのも納得できる。二葉が三葉のことを「強情なところがあなたによく似てる」というのも言われてみれば(笑)。


といいうわけで外伝小説を読み終えましたが、三葉が主人公の話は一つもないにもかかわらず三葉に対する理解もより深まる一冊でしたね。いろんなキャラを通して彼女を知ることができたというか。一方で瀧のほうはほとんどどういう人生を送ってきたのかとかはわからないんですがこのへんは等身大の主人公として感情移入させるためにはいいのかも。もっともやたらとイタリアンの料理がうまかったりと特技も見せてましたが。三葉と将来結婚したら二人で料理を作る場面も目に浮かぶ(笑)。

この本を読んだ後だとまた映画をより楽しめそうですねー。上映が完全に終了するのもそう遠くはなさそうですし、近いうちに観に行くつもりです!
君の名は。 Another Side:Earthbound (角川スニーカー文庫)
KADOKAWA/角川書店
2016-07-30
加納 新太

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 君の名は。 Another Side:Earthbound (角川スニーカー文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
【感想】小説「君の名は。 Another Side:Earthbound」 風吹く荒野をのんびりと/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる