【感想】映画「悪魔の手毬唄」(1977年版)

石坂浩二主演・金田一耕助シリーズ「悪魔の手毬唄」の感想です。

ここ数年、アニメ「金田一少年事件簿」が放送されてたり今月末からは角川映画祭で「犬神家の一族」や「悪霊島」とかがリバイバル上映されることになってますが。
ちょうどたまたまBS日テレの番組表を見ていたらこの「悪魔の手毬唄」が放送予定だったので録画しておきました。これ見たことなかったんですよねー。

舞台は金田一シリーズおなじみの岡山県。終戦からしばらくたった総社市での出来事。
タイトルだけ見るとかなりおどろおどろしいホラー風味の作品かと連想しますけど実際に見ると哀しい物語ではあっても恐怖色は少なかったですね。死体のさらされかたはえぐかったですけど。昔の手毬唄を使った見立て殺人ですけどとりあえず使えそうなので使ってみたって感じでしたね。
どっちかと言うと怖いのは相変わらずの人間のどろどろとした暗部が描かれていることですね。詐欺師の男に騙された村の女たちが生んだ異母姉妹たち。彼女たちが次々と殺されていくわけですが、その真相がなんともやるせない。男の肉欲というか獣欲とか女の暗い情念みたいなものがだんだんと浮かび上がってきて恐ろしい。

金田一シリーズのいつものようにはるか昔の事件が今回の事件の遠因だったという展開。しかし犯人が化けてた老婆と金田一は最初すれ違ってるわけですがあれかなりリスクあるなあ。金田一が気を利かせて声をかけて来たらばれてたかも。もっともテレビで視聴してるときは僕もまったく気づかなかったのでそこはやはり演技力をほめるべきか。演技力という意味では登場する役者みんなうまくてさすがですが。後は古い村の風景とか映像面も美しくて飽きないですよね。


手毬唄というより悪魔のような男がかつて行った罪に20年以上たって苦しめられる人々の、なんとも哀しい映画でした。


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