【感想】映画「2001年宇宙の旅」(IMAX版)

1968年に公開されたSF映画の金字塔、IMAX版を観てきました!

言わずと知れた名作映画と名高い「2001年宇宙の旅」ですが実は見たことないんですよね。正確に言うとはるか昔にレンタルで借りてきたけど序盤で退屈すぎてギブアップしたからですが(笑)。とはいえあらすじくらいは知ってるのもさすが有名な作品というか。
しかし今回なんと2週間限定でIMAXで上映されるという!
つまらないと思ってた映画でも映画館で見たらわりと面白く感じることは多いですからね。さっきからつまらないつまらないとずいぶん失礼なこと書いてますけど(笑)。何にしても今度こそちゃんと体験してみたいなと思いまして。

てなわけでTOHO新宿に行ってきました!
164分という上映時間にはちょっとひるむものもありましたが。とにかく当時の映像がどんなものなのかとか積極的に楽しんでいくスタンスで見ることにしようと。なにしろ50年前の映画ですからねー。
で、実際に開場してみると入り口には「1時間27分上映した後で15分休憩が入る」との掲示が。これはありがたい。トイレの心配がなくなった(笑)。場内にはリアルタイムでこの映画を観たと思われる世代の人も多く見受けられました。一方で10代くらいの人もちらほら。


そして上映開始!
しかしまだ場内に明かりがついたままなのになにやらBGMというか効果音のようなものが鳴り始める。ちょっと普通の映画では見られない演出ですね。このへんは休憩含めてたぶん当時の上映スタイルに出来るだけ忠実にやっているのかも。

それから暗転していよいよ映像が出てきましたが音楽のほうは当然ながら何度も聞いたことがあるくらい有名なテーマ曲からですね。
そして最初の関門である類人猿たちの場面(笑)。かつてはこのシーンが終わっただけでギブアップしてたんですが今度はここからわりと楽しんで見ることができましたよ。類人猿たちは当然着ぐるみのはずですけどIMAXで映像がきれいになってても全然そんな風に見えないですねー。演技も含めて相当こだわって作ったんだろうなあ。ただチーターに襲われてたシーンはどうやって撮影したんだろう。人間に懐いてるチーターを用意したんでしょうけど。類人猿は謎の黒い物体「モノリス」に触れたことが原因なのか骨を武器に使うことを思いつき他のグループとの戦いに勝利。ここまでが第一幕。

次は未来へと飛んで人類が月面に住む時代。宇宙旅行の様子も描かれてますが無重力の特撮はいったいどうやって撮影したんでしょうねー。今ならともかく1968年当時にどういうやり方でやったんだろうか。編集技術だったりいろいろトリックを使っているのかな。
そして月面で発見された400万年以上前に知的生命体が埋めたと思われるモノリスを調査する科学者たち。そこでモノリスが謎の金切り音みたいなのを鳴らしますがこれがIMAXの音響効果もあって聞いてるこっちも思わず耳をふさぎたくなるほどやばい。
しかし映像美とかあってもやはりここまではわりと睡魔との戦いでもありました(笑)。なんというかひとつのカットがものすごくスローでじっくり描かれてるんですよね。まだ終わらないのかよというか。そのへんリアルな描写をあえてやってるんでしょうけど最近の映画みたいにテンポよく進めて言ったらたぶんこの映画は90分くらいで終わるかも。

それからさらに18ヶ月後。ここから本編と言ってもいいのかな。木星へと向かう探査船ディスカバリー号。ボーマン船長とプールの2人は起きていて科学者3名は冷凍睡眠。そして最新の人工知能、HAL9000こと「ハル」が船内を管理。
当然ながらあらすじは知っているのでこのハルが反乱を起こしてボーマン以外の人間たちを殺害することも知ってました。なのでどういう過程で殺害に至るのかを興味深く見てました。ハルは今回の探査に関して疑問を抱いていたようで後でわかるのはハルにだけ真の目的は知的生命体の調査だと知らされていたとのこと。
ハルの異常に気付いたボーマンたちは機能を停止させることを声が聞こえない場所で相談するも読唇術でバレてしまいさらに事態は悪化。ハルは顔はないですけど代わりに赤いランプのようなカメラが毎回映るので不気味ですね。ちょっとホラーっぽい展開に。

と、ここで15分の休憩。いきなり画面にでかでかと「休憩」の文字が。思えば入り口の掲示の張り紙だけで事前のアナウンスとかもなかったですね。このへんも当時のままでやったのかな。何にしてもいいタイミングだしトイレに行っておきました。休憩後は1時間で終わりますしここからクライマックスといってもよさそうですね。

上映再開。まずは船外に活動しに行ったプールが宇宙服のトラブルで宇宙に放逐。ポッドでボーマンが救出に行った隙に冷凍睡眠の科学者たちは全員生命維持装置を切られて死亡。ていうかボーマンがポッドで宇宙に出て行ったときは見てて焦りましたよ。これじゃ戻れなくなるじゃないかと。そして案の定、ハルはボーマンをディスカバリー号の中に入れることを拒否。しかしなんというかハルは優秀な人工知能にしては詰めが甘すぎでしたね。ボーマンが非常ハッチから帰還、その後はなすすべなく記憶回路を停止させられてしまうことに。あんがいハルに出来ることは多くなかったということかな。そしてボーマンもこの探査の真の目的を知ることに。
ただハルが反乱を起こした理由はいまいちわかりませんでしたけどね。当人が語らないので。人類と知的生命体の接触を阻止したかったのかな。このへんはいくらでも考察されてそうなんで後で調べれば良さそうですけど。

そしてついに木星に到達。そこに至るまでのボーマンの心理とか全くないままでしたがそこからは怒涛のイメージ映像のようなものが押し寄せてきました。なんかよくわからないけどとにかくすごくて奇異な表現の連続でおそらくボーマンが見ている世界なんでしょうけど。そしてどこかの一室のような場所にたどり着いたボーマンはそこで一気に老いていきモノリスによって胎児へと変化。ここらも「スターチャイルド」ってのを知ってたからどういうことなのか一応わかりましたけどね。ようするに類人猿が進化したようにボーマンもまた進化したってことかな。

最後のエンドロールの後は照明がついても音楽は流れ続けてました。これもやっぱり当時の演出なんでしょうねー。こればっかりは劇場でないと体験できないですね。映像もIMAXになっただけあって50年前のものとは思えないほどきれいだったし観てよかった。それといろんな映画やアニメとかで見たことあるようなシーンがありましたね。つまるところこの映画に影響を受けたということでしょうけど。やはり劇場で観てよかったなと思います。終わってみるとすごい映画でしたね。歴史に残る作品だけのことはある。
1968年当時に想像した2001年という未来の描写ですが、2018年の現代から見ると今でも実現してないことが多いですね。特に宇宙関連は。逆にテレホンカードみたいなので地球と通話するシーンなんかは古いなと思いましたけどよく考えて見れば2001年ならテレカはまだ使われてた頃だしむしろ正しいのか(笑)。

というわけでついに最後まで見ることができた「2001年宇宙の旅」。次は続編である「2010年」を観てみたいですね!






ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック