【感想】キャプテン翼 52話「エンドレス・ドリーム」

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中学生編完結! 南葛中と東邦学園の死闘、ついに決着!

【感想】キャプテン翼 51話「ミラクルドライブシュート!」
https://42986506.at.webry.info/201903/article_32.html

2018年4月から始まった4度目のリメイクアニメもついに最終回。当然ながらリアルタイムで視聴しましたよ。ついにここまでたどり着きましたねー。7話かけて描かれた中学生編決勝もついにフィナーレ!

〇日向、オーバーヘッドタイガーショット!

追いつめられた日向は大空翼になれないなら自分のサッカーで勝つしかないと死に物狂いでパワーサッカーに。しかしシュートコースはやはり南葛がブロックにきて塞がれこのままではゴールできないと悟る。石崎がハンドにならないように両手を後ろに組んでるのも今の時代でのリメイクならではですね。
それでももうこれしかないとシュートを撃とうとしたとき横からタケシがスライディングでボールを奪いに来る!
日向が冷静さを失ったとき必ずサポートするのがこのタケシなんですよね。まさに女房役。そしてこの予想外の行動に閃きが生まれる日向。ボールを上に蹴り上げてタケシの足を上に向けさせそれを踏み台に南葛守備陣を背面飛び! 着地後そのままオーバーヘッドタイガーショット!
これがキャッチした森崎、そしてそれを捕まえた翼をも引きずり込んでゴール! 4-4の同点に!

二人まとめてゴールに叩き込むとは後半終了間際の翼のジャンピングハイボレーをも上回る威力ですねー!
瞬間瞬間での創意工夫でゴールを決めてきた翼のサッカーの意味を理解できた日向。翼にこれまで負け続けてたのはこの部分だったんですね。ここにきてさらなる進化を日向が遂げるとは。

〇ラスト1分、最後の勝負。そして決着

試合を振り出しに戻して残り1分、決勝ゴールを決めるべく攻める日向。今度は追いつめられるのは南葛のほうですね。もうゴールを奪う力は残ってないので守り切るしかない。しかし執念でボールキープした日向が一瞬のスキをついて最後のシュート、しかし翼にかすってわずかにコースが変わりバーに!
こぼれ球を最後のドライブシュートに行く翼、しかしそれをタイガーショットで打ち返す日向!
試合終了のホイッスルと共にボールは二人の頭上に。

長きに渡る戦いはついに幕。南葛と東邦の同時優勝という形に。作者の高橋陽一が語ってますがもともとは南葛の単独V3の予定だったそうなんですよね。しかしそれを変更してこの結末に。個人的にはものすごく納得できますね。翼と日向という永遠のライバルの終わりはこれでよかったんだと。二人の対戦成績は翼の3勝1分1敗ですがそもそも翼が負けたり引き分けること自体が実はものすごくレアケースなんですよね。現在でも原作はオリンピック編まで続いてますが翼が負けたのは明和との初戦だけ、引き分けもPKにもつれ込んだ試合を含めたら5試合くらいじゃないかな。最初の公式戦で若林の修哲小と延長引き分けで始まり最後の試合も引き分け。うまく締めたなあという気がします。

死闘を終えた翼と日向はユニフォームを交換してさわやかな幕切れ。日向は翼を倒すことではなくもっと大きなものを目指すことを考え始める。この中学生編は翼と日向のW主人公と言っていい物語でしたが、やはり翼のライバルは日向なんだよなあと改めて感じさせられました。もともと翼と対照的なキャラとして登場したんだから当然ともいえますが日向なくしてこれほどの盛り上がりはなかったでしょうね。小学生編と中学生編、翼の南葛というチームでの学生サッカーはまさに日向小次郎との戦いでした。

こうして決勝戦は終わりましたがほんとにすごい試合でした。キャプテン翼の数ある試合の中でもこの試合がベストゲームだと個人的には思ってます。そしてそれをこれほどのテンションでアニメ化してくれた今回のスタッフには感謝しかないですねー。
それと今回のリメイクでいろいろと改めて気づくことも多かったなあ。翼がなぜあれほどまでにこの試合の出場にこだわるのかというと本人の言ってた通り史上初のV3を成し遂げて自分の力を証明するためだけと以前は思ってたんですよね。けどこうしてアニメで見てると翼の「みんなと一緒に最後までプレイしたい」という気持ちをものすごく強く感じました。これは声優の三瓶由布子の力も大きいですねー。ボールしか友達がいなかった翼が南葛市でできた友達との日本での別れの試合、だからこそあれほど退場を拒んだんじゃないかと。また一人になってしまうということへのつらさがほんとに伝わってきましたよ。そしてその想いは味方だけではなく敵の日向に対しても向けられてるということが。腹にボールをぶつけられたり小学生のころからラフプレイを受けてた日向に対してまるで悪い感情を持ってないどころか戦うことを楽しみにしてたのも4年間ずっと決勝で戦い続けた仲間であり友達という意識が強かったからなんだろうなあ。日向とも最後までプレイしたいんだと。元は孤独な少年だった翼の心理がなんとなくわかった気がします。

そしてほとんどの試合で現実に行われたかのように記事を書いてくれたサッカーキングの最後のレビューも。

延長の死闘は南葛と東邦の両校優勝で幕…大空と日向がそろって4得点
https://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20190402/924294.html

〇大会優秀選手発表

24話かけた全国中学生サッカー大会も終了。そしてヨーロッパ遠征メンバーを目指す合宿に参加する24人もここで発表。


若島津(東邦)、森崎(南葛)、加藤(ふらの)


石崎・高杉(南葛)、次籐(比良戸)、早田(東一)


翼・井沢(南葛)、沢田・小池(東邦)、松山(ふらの)、堀(明和東)、石田(南宇和)


日向・反町(東邦)、来生・滝(南葛)、小田(ふらの)、沢木(明和東)、佐野(比良戸)、武井(南宇和)、立花政夫・和夫(花輪)

こうして見ると実に納得のメンバーですね。全日本少年サッカー大会の優秀選手の時は20人でしたけど特にDFがいなくて選ばれた明和の長野や常陸の大里とかは特に目立った活躍というか名前すら記憶になかったくらいですし。
一方で今回のメンバーはみんな印象的な活躍。東邦の小池なんかは日向の1点目をアシストするだけでなく決勝ではかなり目立ってましたし明和東の10番・堀もキャプテンとして存在感ありましたからね。

さて、最後の試合となった南葛と東邦の決勝戦ですけどこの試合のMVPを決めるとしたら個人的にはやはり日向が一番ふさわしいかと。同時優勝ですけど二度もピッチから離れざるをえなかった翼と違い80分間最後までこの試合の主役でしたからね。ここまでの名勝負となったのはやはり日向の存在抜きには語れない。
ちなみに本来は試合ごとの最優秀選手はサッカーではMVPではなくMOM(Man Of the Match)と書くのが一般的なんですけどアニメの記事なのでわかりやすいようにMVPという書き方にあえてしてます。

あと両校からMIP(最も印象に残った選手)を選ぶとしたら南葛は石崎、東邦は若島津かな。二人とも両エースに劣らぬ活躍を見せてくれました。石崎は自分が大会優秀選手に選ばれたことを驚いてましたがこの大会、特に決勝での活躍を見ればよほど目が節穴でない限り選ぶはず。
そして大会MVPを選ぶとしたら当然ながら文句なしで翼ですね。2回戦を除くすべての試合で日本ナンバーワンプレイヤーにふさわしい活躍。小学生編の最後に「全国無失点優勝した若林たち修哲主力に加えて岬までいるチームで優勝しても日本一の選手の証明とはいいがたい」とあえてケチをつけるような書き方をしましたが今度はもう文句なし。誰にも異論を唱えさせない日本最高の選手であることを見せつけましたね。
それからちょっと気になるのは大会得点王。これまでの2年間は日向が取ってましたがこの大会は決勝しか出てないので4点どまり。となると候補は翼・反町それにふらのの小田くらいかな。翼はカウントできるだけで12点。反町と小田はちょっと不明ですけどたぶん12点よりは下のはず。となるとやはり翼が取ったと考えるのが妥当でしょうね。


〇新たな舞台へ

試合を終えた東邦ロッカールームでは日向がチームに迷惑をかけた責任を取って退部届を出す。しかし北詰監督はそれを破り捨てて自分が辞表を出したことを伝える。最初は問題行動を起こした日向を切り捨てることしか考えてなかった北詰監督ですけど本当に大きく成長したなあ。日向にとっても吉良監督と同じくらい尊敬する存在になったでしょうし一生頭が上がらないんじゃないかな。東邦ほど条件がいい新たな勤め先があるかはわかりませんけど日向抜きで決勝まで勝ち進み南葛の単独優勝を阻んだ手腕は中学高校問わずいくらでも誘いはあるでしょうね。吉良監督と北詰監督、二人の名将が日向を優勝に導いたんですよねー。

そして数日後には大会優秀選手たちによる合宿がスタート。けがで離脱の翼に代わって大友中の新田が参加。三杉もコーチとしてチームに加わることに。
さらにフランス・パリには見上監督に託されて11番のユニフォームを持った片桐が岬の元へ。ドイツ・ハンブルグでは若林からゴールを決める男、カール・ハインツ・シュナイダー!
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 声こそついてないもののついに出てきましたねー。
最後にブラジル・サンパウロでは翼のV3のニュースをスマホで見て涙を流すロベルトの姿も。
そんな中で怪我が癒えつつある翼も新たな舞台への闘志を燃やす。


こうして1年間、52話に渡る4度目のリメイクアニメが終わりましたがほんとに素晴らしかった。現代要素を加えつつも当時の熱さをそのまま描いてくれてほんとに感動しましたよ。小学生編の終わりにはさらに原作の迫力を再現できるよう頑張ってほしいみたいなことを書きましたけどもう文句がなさすぎますね。繰り返しますけどこれほどのスタッフに手掛けてもらえたことに感謝。この先のアニメ化の告知はありませんでしたがシュナイダーをわざわざ登場させたということはいつか続きを作りたいというスタッフの想いは感じますね。

最高に楽しい一年間でした! またいつの日か続きが見たい!
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