【感想】小説「屍人荘の殺人」

映画化された「屍人荘の殺人」の原作を読み終えました。

2019年の12月に公開された映画のほうは劇場に観に行ったのですが。

【感想】映画「屍人荘の殺人」
https://42986506.at.webry.info/201912/article_14.html

神木隆之介と浜辺美波が主演で予告もなんだか面白そうだったので観に行ったらすごく面白かった。まあミステリ(とくくっていい作品かはともかく)としてだけでなく二人の掛け合いがものすごく楽しかったのもあってかなり満足しました。なので原作も読んでみたいと思ってたんですよねー。で、ようやく機会ができたので読破しました。

さて、映画と原作小説というのは読んでみるとかなり違っててがっかりするようなことも多いんですが、これに関してはもちろん細かい変更はけっこうあるんですが意外と再現度が高くて安心しました。
まず登場人物たちは映画ではロックフェスの現場で巻き込まれた一般人が何人かいるんですが原作では全員映画研究部の部員や関係者でしたね。そういや映画ではロックフェス研究部になってたなあ。
そして肝心の主人公二人ですが、語り手である葉山は映画に比べたらもう少しまともというか常識人ですね。必ず犯人推理を外すというおバカなところもないですしもう少し頼りになるというか。比留子のご褒美にも簡単には飛びつかない(笑)。ただ彼自身にも大きな秘密があるのは映画との大きな違いかな。
美少女探偵・比留子も映画ほどではないにせよかなり変わってて愛すべきキャラクターになってますね。そして彼女にも映画と違う秘密が。彼女が探偵をやってるのは事件に巻き込まれる体質だからで趣味や使命感ではなく身を守るため、生き残るためだったというのが驚かされました。映画ほど天然のタフさはなくか弱い部分もあるのが違いですね。護身術を習ってたり葉山をワトソンとしてスカウトしようとした理由もしっくりくる。

読み終えてみるとわりとしっかり原作を再現してた映画なんだなあと感心。小説のほうはバイオテロを起こした「班目機関」については解決されてないんですけど続きがあるんですよね。「魔眼の匣の殺人」というタイトルでシリーズ化されていくみたいですし。読みやすい文体で何より小説でも主人公二人を好きになれそうなので続きも近いうちに読んでみたいですね!


屍人荘の殺人 (創元推理文庫)
屍人荘の殺人 (創元推理文庫)

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