【感想】達人伝 ~9万里を風に乗り~ 26巻

撤退する秦軍を追撃する五国連合軍。そしてついに宿敵・黥骨との最終決戦の時来たる!

今年になってから一気に25巻集めたこの「達人伝」、ここからは新刊発売日に買えるのがうれしいですねー。何度も書いてますが、「こんなに面白いならもっと早く誰か教えてくれよ」と(笑)。蒼天航路の長年の大ファンのくせに読んでなかったのはほんとに不覚としか言いようがない。
さて、今回の26巻ですがいつも通り電子書籍で購入。ちょうどクーポンが配信されてたので1割引きで買えました。今回も電子書籍特典であるネームが公開されてましたがそれだけでなくなんとカバーギャラリーも収録。カバーの折り返しや裏表紙、さらにカバーを外した表紙と裏表紙まで! いやー、これはめちゃくちゃうれしい。ていうか他の電子書籍でもこれやってくれないかな。たいていの電子書籍って背表紙は収録されてないですからねー。少なくとも達人伝では27巻以降もやってほしい!


咸陽で急変が起きたために撤退する蒙驁率いる秦軍、それを追撃する魏軍。丹の三侠は荘子にトランス状態した荘丹の力で董摎を追いつめ、最後は背後からの蔡要の一突きでついに討ち取る! 董摎には邯鄲包囲戦からずっと苦しめられてきたのでこれは大きいですねー。
さらに楚からは春申君の援軍が! 邯鄲包囲戦では未熟だったあの項燕や龐煖が成長して現れたのは胸躍りますねー。そして項燕の武勇に衝撃を受ける邦。

「もしあんなのを敵に回したら… うお── こりゃやべえぞー」

後にその孫である項羽と戦うわけですからねー。ここで早くも祖父の強さを見せられたという展開は面白い。この巻では邦の目を通して戦が描かれてますね。ほんとに次代の主人公になりつつある。まあ実際そうなるわけですが(笑)。

そしてあの武勇一辺倒だった龐煖はなんと兵法を学んで大化け。兵を操る指揮官としての才能を開花させたという(笑)。史実の龐煖のそれへとここで成長したわけですね。
さらに荘丹の親友の息子・九代目盗跖も参戦! 「寅齢!」が決めゼリフだった八代目と違い、こちらは「辰齢!」なんですね。いよいよ打倒・秦のオールスターが集結したなあとわくわくしますねー。史実を知ってるにもかかわらず荘丹たち同様に、「ほんとに秦をここで倒せるんじゃないか」と思ってしまう。この全軍の指揮は丹の三侠にゆだねられ、左翼は項燕と龐煖、右翼は春申君、先陣は信陵君、遊撃隊に盗跖で秦を追撃することに。

しかし攻めにばかり気を取られていた五国連合軍の背後から秦の太子・政と黥骨が迫りくる!
咸陽に帰還するため連合軍の兵を黥骨ひとりで蹴散らし、負傷して後方にいた軍師・蔡要も殺されてしまう。そして蔡要の首を槍先に掲げている政の姿を始めて認識する邦。中国史に残る大英雄二人が早くも遭遇したわけですねー。読んでるこっちも興奮する。

大事な人を奪い続けた宿敵・黥骨と激突する荘丹!
無名と庖丁の支援で剣を縛り付けた右腕を斬り落とすもののまだまだ戦闘力は落ちない黥骨。しかしそこに九代目盗跖が襲い掛かる! 何といっても父と兄や慕っていた朱涯将軍の仇でしたからねー。そして短い斬り合いの末、ついに黥骨を討ち取る!
1巻から長く悪役として存在感を放っていた黥骨がついに死亡。感慨深いものがありますねー。ほんとちにしぶとい奴だった。
しかし最後のページでさらなる衝撃の展開が。黥骨を倒してやや茫然としていた九代目盗跖の背後から政が首に槍を突き刺す!

うーん、ここでこうなるとは。護衛を失った政は果たしてどうなるのかというのも含めて今後の展開がまた読めなくなりましたねー。次の27巻は8月発売予定、予告では「信陵君の戦い、集結!!!」との文字が……。
仇も討ったわけで本当に終わりが近そうな雰囲気ですねー。できればもっと続いて欲しいものですが。作者は描く気はないと言ってるそうですがそんなこと言わずに楚漢戦争やってくれないかなあ(笑)。短編でもいいから。
でもほんとにこの時代は断片的にしか知らなかったのでこんなにしっかり描いてくれたのはうれしいんですよね。戦国四君もこの漫画で詳しくなりましたし。ついでに史記も今読んでる最中ですけどすごくイメージしやすくなりました。

いよいよ次でまたひとつの区切りとなりそうな予感がしますね。雑誌でも追いかけながら発売を楽しみにすることにします。


達人伝~9万里を風に乗り~(26) (アクションコミックス) - 王 欣太
達人伝~9万里を風に乗り~(26) (アクションコミックス) - 王 欣太



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